散らかった俺の部屋とHair

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Dropkick Murphys / Sing Loud, Sing Proud! 【おすすめCDレビュー/アイリッシュパンク】

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今回はDropkick Murphys / Sing Loud, Sing Proud!をご紹介したいと思います。

ボストン出身のアイリッシュパンクバンド、Dropkick Murphysのサードアルバムです。

 

 

Dropkick Murphys / Sing Loud, Sing Proud!

Dropkick murphysの2001年にRANCIDのティム主催のレーベル、Hellcat Recordsからリリースされたサードアルバムです。

Dropkick murphysの中で一番よく知られているアルバムだと思います。

 

曲目

  1. For Boston
  2. The Legend of Finn MacCumhail
  3. Which Side Are You On?
  4. The Rocky Road to Dublin
  5. Heroes from Our Past
  6. Forever
  7. The Gauntlet
  8. Good Rats
  9. The New American Way
  10. The Torch
  11. The Fortunes of War
  12. A Few Good Men
  13. Ramble and Roll
  14. Caps and Bottles
  15. The Wild Rover
  16. The Spicy McHaggis Jig

 

おすすめ曲

1.For Boston

 

聴くと否が応でもテンションが上がる1曲!

僕の知ってる曲の中で、ここ一番テンションが上げたい時に一番お勧めしたい曲です!

最高中の最高!

 

3.Which Side Are You On?

 

好き!

この曲カバーやったんですね。

 

7.The Gauntlet

 

かっこよすぎる!

この曲もめちゃくちゃテンション上がります!

サビでStand up and fight!やからね。拳上げずにいられないです!

 

8.Good Rats

 

この曲も最高すぎる!

サビでシンガロングせずにはいられません!

サビ前の1!,2!,1!,2!,3!,4!も最高!

 

 

16.The Spicy McHaggis Jig

 

バグパイプ担当スパイシーマクハッギスの歌!

最高シンガロング!

 

ハゲの感想

Dropkick Murphysの最高傑作「Sing Loud, Sing Proud!」です!

 

改めて振り返ってみると本当に名盤です!いい曲多すぎ!

 

前作まではもっとストリートパンク色が強かったんですが、今作製作前にメンバーチェンジを経て、バグパイパーやマンドリン、ティンウィッスル奏者が加入したことにより、今までに比べるとだいぶアイリッシュ色が強くなっています。

 

しかしまだまだストリートパンク色が強めではありますので、コテコテのアイリッシュが苦手な人におすすめだと思います!

 

反対にコテコテのアイリッシュを求めている人からすると少し物足りないかもしれません。

 

当時よくFlogging Mollyを引き合いに出されていたようですが、よりIRISH,FOLK色が強いのがFlogging MollyでPUNK色が強いのがDropkick Murphysです。

 

このアルバムが発売される前は、ここまでストリートパンク色が強いアイリッシュパンクのアルバムは存在しなかったと思うので一つのスタイルを確立したアルバムだと思います。

 

ただストリートパンク色が強いとはいえ、ちゃんとIRISHを吸収しているところがこのバンドが評価を受ける理由のひとつでもあると思います。

 

その証拠にこのアルバムにはIRISHのカバーも含めて、数曲のカバーソングが収録されています。

 

1曲目のFor Bostonはボストン大学のFight songのカバーだそうです。(全く知らんかった。オリジナルやと思ってた…)

 

Fight songって言われてもなんのこっちゃわからないんですが(かっこよさそうではあるけど…)、調べてみるとカレッジフットボールの試合中とかに応援席で歌われていた歌だそうです!

 

こんな歌を客席で合唱されたらテンション上がらないわけないです!

 

3曲目のWhich Side Are You On?は1931年にFlorence Reeceによって作曲された歌のカバーです。

 

5曲目のThe Rocky Road to Dublinと15曲目のThe Wild RoverはIrish Traditional song(伝統歌)のカバーになります。

 

アイリッシュ色がどうのとか置いておいて個人的には最強にかっこいいパンクアルバムだと思います!

 

ゴリっゴリのだみ声のボーカル「アル・バー」の声とヘナヘナおっさん声のベースボーカル「ケン・ケイシー」の2つの声のバランスも最高です!

 

ゲストボーカルもめちゃくちゃ豪華で、8曲目のGood RatsでIrish Punkレジェンド、Shane MacGowanが参加しており、11曲目のThe Fortunes of WarにはCock SparrerのColin McFaullが参加しています!(豪華すぎ!)

 

ぜひ聴いてみてください♪

 

余談なんですが、このアルバム発売後の日本ツアーの大阪編に遊びに行きました。

 

メンバーの顔とか全然知らない状態で会場周辺をウロウロしていたら、何とBIGINのボーカルを発見しました!

 

何で!?何でBIGINのボーカルがこんなとこにいるんや!?え?もしかしてBIGINのボーカルもDropkick Murphys好きなんちゃうん!?すげえ!Dropkick Murphysすげえ!ほんでBIGINもついでに好きになる!

 

友達とふたりでコソコソと「BIGINや!」「やばい!」とかコソコソ騒いでいたらBIGINもこちらをチラチラ見てきて気にしているようでした!

 

そこまでBIGINに興味はなかったので声はかけずに会場にINし、前座のバンドが終わるとDropkick Murphysのライブが始まりました!

 

最前で後ろからのすんげえ圧に耐えながら、柵の棒がお腹に食い込みまくって、このままやったらお腹のところで体千切れてしまうんちゃうかっていう状態で、ありへんくらい「く」の字の体勢でライブを見ていた時、はたと気が付きました。

 

BIGINがバグパイプ吹いてる…

 

そうなんです…僕らが会場周辺で見かけて「BIGINや!」って騒いでたやつはBIGINじゃなくてバグパイプ担当のスパイシーマクハッギスやったんです…

 

しまった…声かければよかった…

 

なんて思っても時すでに遅し…しかも次作の発売前にはマクハッギスは脱退していましたとさ…

 

最後まで読んでいただいてありがとうございましたm(__)m

 

 

色々なCDのレビューをまとめました。ぜひ読んでみて下さい↓

trashmind.hatenablog.com