今回はGREEN DAY / Nimrodをご紹介したいと思います。
前作までと比べると、音楽的に多様性を含んだGREEN DAYの新境地を垣間見れる作品です。
GREEN DAY / Nimrod
前作でInsomniacが商業的には失敗に終わってしまったGREEN DAYの1997年に発売された、メジャー第3弾・通算5枚目のアルバムです!
バイオリンを導入した曲もあり、パンクの殻を脱ぎ捨てつつある1枚です。
曲目
- Nice Guys Finish Last
- Hitchin' a Ride
- The Grouch
- Redundant
- Scattered
- All the Time
- Worry Rock
- Platypus (I Hate You)
- Uptight
- Last Ride In" (instrumental)
- Jinx
- Haushinka
- Walking Alone
- Reject
- Take Back
- King for a Day
- Good Riddance (Time of Your Life)
- Prosthetic Head
- Desensitized(日本盤ボーナストラック)
おすすめ曲
1.Nice Guys Finish Last
パーフェクトな1曲目!
疾走感抜群!
4.Redundant
メロディーが良すぎる!
余談ですが、僕が初めてギターコピーできた曲。
5.Scattered
最高のAメロ!
キングオブAメロソング!
16.King for a Day
ライブでもお馴染みの1曲!
いろんな楽器鳴ってます!
17.Good Riddance (Time of Your Life)
GREEN DAYの代表曲の内の1曲!
アコースティックギターとヴァイオリンをバックにした超絶グッドメロディー!
天才…
ハゲの感想
このNimrodについては、GREEN DAYの音楽性の変化についてよく語られます。
2曲目のHitchin' a Rideのように、これまでのGREEN DAYには珍しいマイナー調の曲が含まれていたり、King for a Dayのように色んな楽器が使われている曲があったり、謎のインスト(Last Ride In" (instrumental))があったり、Good Riddance (Time of Your Life)のような超絶名曲弾き語りが含まれていたり、本当に音楽性においては多様性に富んでいると思います。
ただ、色んな音楽的要素が含まれている中でも、根っこにはdookie~Insomniacで表現されていたGREEN DAY節のPOP PUNKがドーンっと居座っているので、まったく違和感なく聴くことができます!
僕にとってはNimrodも全然POP PUNKです。大好き。
個人的には勝手に、【初期】1,039/Smoothed Out Slappy Hours,KERPLUNK【中期】dookie,Insomniac,Nimrod【Warning期】Warning【後期】American idiot以降という風に分類していて、僕は中期が一番好きなんですが、その中期の中では最後のアルバムになります。(Warningは独特すぎて分類できねえ(笑)めっちゃ好きやけど)
曲の平均点もめちゃ高いです。上におすすめした以外にも名曲揃いです。
HaushinkaとかProsthetic Headもほんまに大好きです。
これ以降のWarning→American idiotでの大変化の礎になっている作品だと思いますが、すごいいいバランスで成り立っている大名作だと思います。
音楽的に言えば、GREEN DAYの作品の中でも一番好きかもしれないです。
もしまだ聴いたことがないっていう方がいらっしゃったら、絶対一度聴いてみて下さい!
最後まで読んでいただいてありがとうございましたm(__)m
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