今回はGREEN DAY / American Idiotをご紹介したいと思います。
パンクの枠を超えた超大作にして大名作!
GREEN DAY / American Idiot
GREEN DAYの2004年に発売されたメジャー第5弾、通算7枚目のアルバムです!
PUNKの枠に留まらず、2000年代ロックシーンを代表する1枚!
曲目
- American Idiot
- Jesus of Suburbia
- Holiday
- Boulevard of Broken Dreams
- Are We the Waiting
- St. Jimmy
- Give Me Novacaine
- She's a Rebel
- Extraordinary Girl
- Letter Bomb
- Wake Me Up When September Ends
- Homecoming
- Whatsername
- Favorite Son(日本盤ボーナストラック)
おすすめ曲
1.American Idiot
超大作の幕開けを告げる1曲!
シンプルなロックナンバーです!
かっこいい!
2.Jesus of Suburbia
Ⅰ. Jesus of Suburbia,Ⅱ. City of the Damned,Ⅲ. I Don't Care,Ⅳ. Dearly Beloved,Ⅴ. Tales of Another Broken Homeの5編からなる9分超えの組曲!
大名曲!狂ってる!
3.Holiday
マイナー調のグッドメロディーソング!
反戦の歌。
4.Boulevard of Broken Dreams
グラミー賞受賞曲!
名曲!
10.Letter Bomb
大好き!
11.Wake Me Up When September Ends
聴かせるメロディアスな曲。
最高!
ビリージョーの父親に向けた歌と言われています。
ハゲの感想
GREEN DAYが完全にPUNKの向こう側に行ってしまいました…
5編からなる9分を超える組曲(2.Jesus of Suburbia,12.Homecoming)を含む超大作。(1曲の中でどんどん展開が変わって行って、マジどうやったらこんな曲思いつくねん!って思います。狂ってる。)
前作まではティーン向けのバンドと見られていて、音楽的評価を受けているとは言い難かったGREEN DAYの評価をこの作品は一変させました。
アルバム全体が一つのコンセプトを元に作られているので、「パンクオペラ」とも称されており、世界中の音楽評論家から手のひらを返したかのように評価を得ました。
作品のテーマは「反戦」と「当時のブッシュ政権への批判」ということで、今までになくシリアスな内容になっています。大人のGREEN DAYって個人的には感じます。
音楽的評価を得るだけでなく、全世界で1600万枚以上を売り上げ、彼らが大ブレークを果たしたdookieに続く商業的成功も収めました。
正直個人的にはコンセプトアルバムとか、音楽的評価を受けているとかはどうでもよくて、シンプルにただただいい曲がたくさん入っている素晴らしいアルバムだと思います。
先ほども書きました通り、9分超えの曲が2曲収録されていますが、展開が次々変わっていくので全然間延びしないし飽きません。ほんとにすごい…
普段僕は曲の展開とかにこだわりがなくて、凝ったものよりシンプルな方が好きなんですが、さすがにこの2曲には感嘆の念を禁じ得ません…
9分超えの2曲が入っているかと思えば、11.Letter Bombのような後期GREEN DAY流メロディックパンク(勝手に言ってます)な曲も入っていたり、12.Wake Me Up When September Endsのような聴かすメロディアスな名曲も収録されていて、すごい高いレベルのバランスで成り立っている作品だと思います。
もうパンクかパンクじゃないかなんか飛び越えて、ティーン向けポップパンクバンドの代表からロックシーンを代表するバンドへと成長を遂げました。
後期GREEN DAYの幕開けを告げる、GREEN DAYの代表作の内の一つです。
20代くらいの方の中には、この作品でGREEN DAYに出会ったって方も多いかもしれませんね。
もしまだ聴いたことがない人がいたらぜひ聴いてみて下さい。
最後まで読んでいただいてありがとうございましたm(__)m
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